第8話 『全域の支持者』
聖連側と武蔵側による相対戦の3戦目は正純とトーリの討論対決。その先攻を取ったトーリが発した言葉は、武蔵側の意見とは逆の「ホライゾンを救いに行くのはやめよう」というものだった。聖連側として主張すべき意見を言われ、困惑する正純。そんな正純にトーリは言う。「ホライゾンを助けることで、武蔵に何がもたらされるのか教えて欲しい」と。自分では出せない答えを聞くために、トーリは敢えて逆の立場をとったのだった。やむを得ず正純は持論を述べ始めるが……
第7話 『武蔵の騎士』
武蔵アリアダスト教導院では臨時生徒総会が開かれ、学生たちが今後の方針を決めようとしていた。ホライゾンを救いに行くとなれば、それは聖連の意向に逆らうことであり、全面戦争は避けられない。そんな中、正純、ネイト、直政の3人は、武蔵側に対し、聖連に抗う力があることの証明を求め、敢えて聖連側として相対を申し出る。聖連への服従か、ホライゾン救出か。武蔵の、そして極東の行く末を決める戦いが幕を開ける――!
第6話 『告白場の代弁手』
松平・元信の策略により、地脈炉の暴走で三河の地は消滅し、元信の娘であり三河君主の継承権を持つホライゾン・アリアダストは、その責任を負うため聖連によって自害させられることが決定した。P-01sがホライゾンであることを知り、三年梅組のメンバーは彼女を助けに行くかどうかの話し合いを始めるが、肝心のトーリは机に突っ伏したまま。そんな中、授業が始まり、オリオトライが出した課題は「私がして欲しいこと」をお題にした作文。そして、鈴の作文を浅間が代理で読み始めるが――。
第5話 『月下の卒業者』
花火の正体は、三河の君主、松平・元信が仕掛けた地脈炉の暴走だった。まさに消滅せんとする三河の地で、世界に向けてその目的、そして大罪武装の正体を語り始める元信。そんな元信の野望を阻止すべく、聖連によって三征西班牙(トレスエスパニア)の"西国無双"立花・宗茂が送り込まれるが、その前に"東国無双"本多・忠勝が立ちふさがる。ぶつかり合う宗茂の大罪武装「悲嘆の怠惰」と、忠勝の神格武装「蜻蛉切」。末世を迎えた世界が、動き始める――。
第4話 『夜天下の暗躍者』
三河で本多・忠勝、榊原・康政と再会した酒井・忠次。久しぶりに松平四天王が揃ったかと思われたが、そこに井伊・直政の姿はなく、酒井は井伊が"公主隠し"にあったのだと聞かされる。一方、武蔵のアリアダスト教導院では、トーリの告白前夜祭として幽霊祓いが行われていたが、突然、新名古屋城方面から謎の光の柱が立ち上り、祭りは中断。トーリの告白を前に、なにかが動き出そうとしていた――。